㉔【2014/9/10日向薬師平成の大修理見学会】                                                                                  寄稿第4号 関英雄隊員

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 私は秦野市で歯科医を開業しています。自宅が伊勢原で、毎年道灌祭り行列が自宅マンション前を通り甲冑隊行列に興味を持ち、甲冑作りに参加し甲冑隊に入りました。隊員として色々なイベントに甲冑を身にまとい参加するのも楽しみになりました。その他、秦野市の「まほら秦野みちしるべの会」にも所属し、秦野市・伊勢原市などの名所旧跡等を散策し共に地域活性化に役に立ちたいと励んでいます。このたび、定説はないようですが、伊勢原では、「①奈良の薬師寺・②伊勢原の日向薬師・③会津の勝常寺」を三大薬師と呼んでいます。その日向薬師は現在300年に一度の平成大修理中で、運よく見学することができました。日向薬師は、室町時代(1380年)、江戸時代(1660年)に大修理が行われたようです。大修理は7年かけて、平成28年に修復完了で、1万点以上の部材の修復が行われるとのことでした。黙々と作業する平成の職人さん達を見ていると、先人の職人技の伝承と、情熱が伝わってくるようでした。皆様も伊勢原へお越しの際は、小田急伊勢原駅北口から日向薬師行き神奈中バス約20分で行けますので是非日向薬師の伝承を思い出しお立ち寄りください。ちなみに日本三大稲荷は、伏見稲荷、豊川稲荷、笠間稲荷を呼ぶ方が多いようですね。