【TKC 手作り甲冑コレクション】
撮影開始前に案内された本番収録場所(戦国時代のセットが整った大広間)のスタッフ側後席(スペースは狭い)に通された時には、 正面側に「タモリ」さん、司会の「ガタルカナル・タカ」さん、そしてゲストは既にスタンバイ完了。何時でも本番に入れる態勢でした。
撮影にはこんなに沢山の裏方さん30人程(音声、照明、道具セット、固定カメラと移動カメラ、そしてディレクター)の支援体制である事に驚かされました。
いざ! 出陣 !!
法螺貝の音を合図に入場し、ガタルカナル・タカさんのナレーションで甲冑を披露。
その後タモリさん、タカさん、そしてゲストの評論家・山田太郎さん、 お笑いタレントの カンニング竹山さん達からの質問トーク形式 (例えば甲冑の作った動機は何ですか、模倣した武将の見所?、材質と制作費用?などなど)、 控え室から一人づつ案内され、およそ一人当たり15分程のトーク。
常に笑いの絶えない和んだ雰囲気で、入替わり撮影は進行しました。
出演された方は、控え室での緊張も本番では一気にほぐれたと思います。
伊勢原から出演した3名の皆さん、お疲れさまでした。今回の収録は 4ヶ所の手作り甲冑団体の代表者1人が出演(伊勢原からは3人出演) という構成で進められました。
【一番手】
埼玉鉢形城の「源頼朝公」は鉄板作りで、甲冑知識が豊富な方と見受けた。
制作費用は20万円との事(甲冑オタクみたい)、パンやのオヤジさんです。
【二番手】
長野上田城の甲冑は、赤備えの真田六文銭、6番手の小田原北条甲冑隊からは黒装束で明智家の武将。
【そして‥‥】
我が伊勢原手作り甲冑隊は、3番目に森蘭丸、4番目に山内一豊、そして5番目に加藤清正を真似た武将が登場した。
3武将とも実に立派な出来映えである。
収録が後半に入ると、大広間も大勢の熱気でムンムンになっていました。
6月3日テレビ朝日『タモリ倶楽部』0:20~50分 一人1~2分の放映と聞いているが、どのような編集で放送するのか楽しみだ。
《出演者からの一言》
【森蘭丸公の嶋田和雄】
色華やかな「金箔置色々威伊予札胴丸具足」には、細かいところまで質問があびせられ感激しました。
【山内一豊公の内藤義明】
兜後立の「金箔御幣」の”理由”や、3代(織田、豊臣、徳川)に仕えた一豊公の一生もトークできて感動しました。
【加藤清正公の杉崎直心】
甲冑を作る動機や立烏帽子の作り方、”直心”という名の由来についての問いかけがあるなど驚きました。