「おおやまみち」は、江戸時代関東各地から、神の山『富士山』参拝までは遠いため、次に関東周辺から富士山の代わりに崇められた伊勢原市の大山を参拝したとの説があります。その歴史、文化的価値を次世代に伝える為、第一回は2013年、伊勢原市周辺6市(大山道に関係のある市)の市長が集合して、地域振興を目指し共同宣言大山道サミットが開催されました。2015年は、2月14日13時30分から16時まで、伊勢原文化会館小ホールにおいて、『第3回おおやまみちまちづくりサミットIn伊勢原』が開催されました。プログラムは、基調講演(「すべての道は大山へ」講師「伊勢原市文化財保護審議委員・川島敏郎氏」)他板橋区、藤沢市の「おおやまみち」に関する事例発表及び落語家三遊亭好の助さんによる落語「大山詣り」がありました。甲冑隊は14名、文化会館入り口で観客を甲冑姿で歓迎するため出陣しました。観客は小ホール一杯で「大山の歴史等を再確認し教養を深めて帰られました」。主催伊勢原市のホームページにも「おおやまみちまちづくりサミット」で検索すると実施内容が掲載されています。更に同時開催として文化会館前広場で、大山山麓・食の文化祭が行われ、関係市町村の食文化の参加もありました。(甲冑隊関係写真清水隊員提供)